怠惰な僕が採用した論文管理方法

論文管理、とっっても面倒です。面倒じゃないですか??僕だけですか??
世の中にはMendeley派、EndNote派、Zotero派など文献管理ソフトもとても充実し、それぞれのソフトウェアには一定数の信者すら付いているほどです。

でも、どれも僕にはダメでした。どれも合いません。使っていて、なんだか萎えてしまいます。インターフェースが合わないものもあれば、感覚で操作が出来ないものがあったりと、複数のソフトを試してみはしたものの、どうしてもしっくりきませんでした。



また、話は変わりますが、最近どうやら「論文の内容を1枚のスライドにまとめる」的なことが巷では流行っているらしいです。フォーマットに沿って読んだ論文を逐一要約していくことは学生にとって確かに効果的だと感じます。
しかしながら、「スライドが溜まっていく感覚」は達成感にこそつながりますが、その一方で私は情報量をできるだけ省スペースに納めたいと考えていました。したがってスライドをそれぞれの文献ごとに作成するのはいまいち気が乗らない状況にあります(15枚ほど作成しましたが、挫折しました.....)。周りの友人たちがやっていると、何だか自分もやってみたくなるのですが.....



そこで「じゃあ、誰でも使いやすいソフトを流用すればいいのでは??」という結論に至りました。よく考えてみれば、多少の不便こそあるものの、別に専用のものを使う必要は必ずしもないと考えたのです。
また、その中で同時に文献の内容の管理が出来るものがあれば都合が良さそう......?

これが正しいのか、正しくないのかは僕みたいな若造には判断がつきません。しかしながら、増え続ける文献に対して何らかの対策を練らねばなりません。

僕は表計算ソフト×DropBoxという文献管理方法を採用することにしました。


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上画像は僕が実際に管理している論文管理用のエクセルシートです。これはどんな表計算ソフトでも同様の管理ができるかと思います。

私はシート上で以下のことをシート内の1行中にまとめています。
・PMID
・論文名
・筆頭著者
・出版年 ・論文誌名 ・軽い内容のまとめ
・考えたこと等
とっても省スペースに、必要な情報をまとめることが出来ます。
また、エクセルシートごときに(失礼)デザインを気にする必要もありません。バリバリ書き込んで、保存を押すだけでたった1行に論文の要約が収まった!これは採用です。

また、論文は全てDropBox(課金済:2TBまで保存可能)へぶち込んでいます。


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僕の研究分野がモロバレですが、まあ気にしないことにします。
僕がDropBoxを採用しているのは、複数端末から文献に簡単にアクセスできる点が素晴らしいと感じたからです。これを満たしていれば正直何でも良かったというのが本音です。ここにこだわりは特にありませんでした。あとはUIが直感的にわかりやすいものであれば大満足ですね。したがってDropboxが選ばれたわけです。

ここまでドヤ顔で自分語りをしていますが、これが果たして正解かどうかは判断できません.....
宜しければ、ご覧いただけた方の「卍私流文献管理法卍」を紹介頂ければ幸いです。チョロいので気に入った瞬間乗り換えるかと思います。